現代人のライフスタイルと共に進化する鞄[HALOS（ハロス）]は全て日本製

Chord&Co.について

有限会社エヌ.コバヤシは、1978年1月に設立。約35年間に渡り、皮革一般卸やホースヘアー、メッシュ加工、キルティング、ピンタック、パッチワークなどの事業を行ってきました。日本の技術が継承されず衰退していく中で、弊社を通して新たな価値を見出し、世界に発信していきたいという思いから2012年にChord&Co.をスタートしました。

日本の製造業は、低価格競争の激化により生産拠点をアジア圏に移してきました。その理由は、低賃金で多くの従業員を集めやすいからです。この流れにより、生産はおろか、商品の開発や販売までも海外で行う企業が多くなってきています。そのため規格品の多くが、韓国や台湾、中国などの新興国のものになってしまい日本製品の繊細なブランドステータスが失われつつあります。
次々と新たなマーケットを求めて、各地のニーズを把握し、現地に適合した製品を開発。そして販売していく。
新興国の成長と市場の有望性に対して、縮小する国内市場と国内環境（税率や低賃金などによる若者の製造業離れ）では、企業のそういったグローバルな戦略は当然です。
しかし、そのような戦略が加速することで日本の生産業が衰退していきます。繊細な日本の伝統技術が失われていくことは果たして日本のためになるのでしょうか。
日本はアジアの発信基地でなくてはならない。Chord&Co.はそう考えています。今後アジアの新興国にとって、日本製品ブランドがステータスと感じてもらえるポジションが必要です。
そのためには、事業領域や形態にとらわれず、日本の伝統技術や文化、産業を研究していくことが大切だと考えます。日本人の感性と価値観で新しい製品を開発し、新しい価値観やニーズを日本の生産業から生み出して、世界に発信していくことが私たちChord&Co.の役割です。

Chord&Co.は、大手企業のようにコストに縛られず、材料や品質の細部までこだわりながらも、商品コストを最大限に抑え、妥協なきものを消費者へ提供するにはどうしたら良いかを考えました。

• 販売構造にとらわれない
  価値のあるものをより安く提供できるよう、流通の仕組みを当社オリジナルの流通システムにします。
• 小さい会社である事
  会社の利益主義にとらわれず、経費を最大限に抑え、顧客の視点に立ったモノづくりをしていきます。
• 現場主義
  自分達の目の届く範囲で企画、確認、出荷を行います。
  一元管理する事で自分達の思いと顧客様に対しての責任、アフターフォローを徹底していくことが目的です。